医療事故に遭った話

ギターが弾けなくなった。
正確には弾けるけど激痛。

遡ること約3ヶ月前
健康診断で採血を失敗され直後激痛、
翌週から指がまともに動かない
という恐怖の体験をした。

しばらくはずーっと左腕が痺れ、
シャンプーするのもつらいし
タイピングも痛いし
左側向いて眠るのもできないし
やかんを持つ、蛇口をひねるなどの
生活全般ができず
当然ギターも弾けない。

ネットで調べると後遺症の事ばかりでてくるし
1週間くらいで治るのでは?
と言われた腕と指は
痺れて痛いままだし
あまりのショックに眠れないし
もともと細い食もさらに細くなりめちゃくちゃ痩せた。

1ヶ月くらいは絶望して過ごしていたけれど
2ヶ月経ったあたりでどうにもならないので
否が応でも状況を受け入れざるを得なくなり
落ち着きを取り戻してきたあたりからだんだん腹が立ってきた。

「被害に遭ってなんでこんな色々出来無くなるんだよッ」

怒りだとしても気力がでてきたのは
良い機会と思い
とりあえず痛いけどギターを無理にでも弾く。
やっぱり痛い。

手の甲が突っ張っていて、
小指・薬指が痺れていて
そして握力が出ない。

握力が出ない感じはなんとも表現しがたい。
意思に反して動かない、という感じ。
指令を送ってるのに力が入らない。
これがなんとも絶望感を増す。

怒りと不安と苛立ちがごっちゃになった
気持ちをどうにもできずにかく耐える。

でもそんなある日、朝起きてふと思いつく
ギターが駄目ならピアノを弾けばよいのでは?
ピアノなら握らないし、ピアノは打楽器って誰か言ってたし。

そう思ったらほんとにわずかに
気持ちが晴れてきて
その日から自分の曲を
ピアノで弾く練習を始めることに。

幸い(?)自分の曲はコードが多くても
4つのものが多いので
覚えやすい。うん、これはいけそう。

そんなわけで医療事故に遭って3ヶ月目。
まだ全然痛いけどギターを弾くよりは全然痛くない
ピアノの練習をしております。

転んでもタダでは起きない精神。
絶っっっっっ対弾けるようになってやる。

(しかし本当に早く治らんかな。。。痛い。。。)

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2件のコメント

  1. くれぐれも無理せずお大事に。
    よくなりますよ うに。

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